実家の母と、四国八十八カ所参りの第2番札所 極楽寺に行きました(^∇^)
平日でしたが、駐車場には観光バスが2台止まっていて、なかなか繁盛している様子でした。
朱塗りの山門を抜けたら

広々とした庭園があり、石畳を進むと

その先には、44段の長~い階段がありました( ̄◇ ̄;)
母は、太っていて股関節と膝が痛いので、真ん中の手すりを頼りにやっとこさ登りました。

階段を上がったら、正面に本堂がありました。手前に見えるのは献灯台です。

母が一息ついてから
献灯のためローソクに火をつけようとしたら、どこにも火種がありません( ̄▽ ̄)
仕方ないので、献灯台のローソクの火を借りようか~?などと話してたら
後ろから「もらい火はしない方がいいですよ」と声がしました。
振り向いたら、団体客の一人と思われる白装束のご婦人がいて
ライターで、わたしと母のローソクに火をつけてくれました。感謝です(*^^*)
そして、次の献香について
「自分のローソクの火で線香に火をつけたらいいですよ」と教えてくれました。
ちょっぴり、ついでに線香にも火をつけてくれるかなー?と期待してたのですが
そんなズーズーしいことは言えず
もらい火は他人の運に関わるような気がするけど、自分がつけた火なら問題ないよね~
と一人で納得しました(^◇^)
そうこうしているうちに、献灯も献香もすませた団体客の方が集まって、読経を始めました。
皆さん、張り切って朗々と読経されてましたので
わたしと母は読経を背に受けながら、本堂でそそくさと礼拝し

一足お先に太子堂に進みました。

しかし、また難問が…( ̄◇ ̄;)
ここでも、献灯 献香の火が要ります。
もらい火はしたくないし、巡礼の人もいなかったので、困ったなーと思ったら
ちょうどお寺関係の人が、太子堂の献灯台の掃除をしていたので
思いきって「マッチ持ってますか~?」と聞いたら
あっさりと献灯台の引き出しからチャッカマンを出して貸してくれました(^∇^)

おかげさまで、太子堂でも無事礼拝を済ませ、帰りは太子堂の横の小道を歩いて降りました。

この小道は、母が階段の上でふーふー言ってるときに、お寺関係の人が教えてくれました(*^^*)

立札がないので分かりにくいのですが、階段に自信がない人は、利用されると良いと思います

下の写真は、納経帳です。
奉納 無量寿(ご本尊の阿弥陀如来の異名) 極楽寺と書いてあります。
無量寿の上の記号みたいなものは、古代インドから伝わる梵字(ぼんじ)で
キリークと書かれていて、阿弥陀如来を表した文字だそうです。

最後に、樹齢1200年の長命杉を紹介します。

弘法大師がお手植えされたとされ
触れれば家内安全ばかりか、病気平癒、長寿も授かるそうですよ~♪

以上、長々と書いてしまいました(*^^*)
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました(^◇^)