四国八十八か所参り・・・
阿波(徳島)の遍路道には、「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と並び称される難所があります。
その中の「二にお鶴」と呼ばれている
第19番札所 立江寺(たつえじ)から
第20番札所 鶴林寺(かくりんじ)まで歩いてきました。
2月21日(日)

立江寺には駐車場がないので、近くの民家の有料駐車場(200円)に
「鶴林寺まで往復するので、夜になると思います・・・」と言ったら
料金はそのままで車を停めさせてくれました。感謝です~
10:00 立江寺から、出発~♪

10:05 立江寺近くの赤い橋を渡って、突き当りを左に曲がり

案内板を見ながら、阿波遍路道「鶴林寺道」を目指します。

今回のルートは、ほとんどが歩道のない車道を歩いていくので
車に注意しながら路側帯を、てくてく歩いていると・・・
登山靴を履いてきたせいか、だんだん股関節が痛くなってきました。
珍しいことに、足丈夫な友人も「股関節が痛い」と言っています。
まだ歩き出したばかりなのに大丈夫だろうか??と不安を覚えつつ、ゆっくり歩いて
11:15 勝浦町へ

11:40 県道16号線沿いの勝浦川

12:35 道の駅「ひなの里かつうら」・・・ちょうど「
第28回ビッグひな祭り」開催中でした。

ベンチに座って休憩・・・暑かったので、冷たいソフトクリームが美味しかったです。

13:05 阿波遍路道「鶴林寺道」の標識発見

あと3.1キロ

ふと見たら、民家脇の用水に鴨がいました。カワイイ~~

13:10 細い道を登ると

13:20 「かやぶき遍路小屋」あり

中に入って休憩すると

民家が見渡せました~

13:45 水呑大師(みずのみだいし)・・・弘法大師が杖をつくと水が湧き出したという伝説あり

ここからの急坂は、小さな石段を上ると楽でした。

14:10 一旦車道に出て、すぐに遍路道へ

14:15 昔の道標の「丁石」・・・鶴林寺まであと八丁(872メートル)

踏み固められた尾根道を過ぎると

急に開けた場所があり、案内板が・・・

おぉ
鶴林寺から太龍寺までの遍路道、かも道と太龍寺道がはっきり見えます~~ 写真中央は那賀川
14:35 一旦車道に出て、また遍路道へ

最後は、石畳を歩いて

14:45 鶴林寺の駐車場へ

14:50 鶴林寺 到着~♪

本堂の横にあるベンチで休憩・・・今回は車道が多いので、荷物を少なくするためお弁当は持たずに
昼食は、行動食(友人はカロリ-メイト、わたしはチョコバー)を食べました。
15:20 気温は低くだんだん寒くなってきたので、下山開始
16:05 水呑大師・・・ベンチで休憩

16:25 かやぶき遍路小屋・・・中に入って休憩

16:50 鴨のいる用水・・・アオザギもいます~~

17:50 もう夕暮れ。キレイな満月を見ながら、てくてく歩いていると・・・

初老の男性が車を停めて「どこまで行くん??」と聞いてきました。「立江寺です」と答えると
反対方向にもかかわらず「乗るで?」と言ってくださり、「歩くのが目的なので・・・」と断ると
「これから暗くなるし、寒いけど大丈夫で??」と心配してくれている様子。
坂道では股関節痛は感じませんでしたが、平地を歩いているとまた痛くなってきたので
トボトボ歩いているように見えたのかもしれません。優しい気持ちに感謝です~
18:40 もう真っ暗ですが・・・
ライトは「
FENIX フェニックス TK45 タクティカルLEDフラッシュライト」 760ルーメン


だんだん股関節痛が強くなり、痛みに耐えながら歩いていると・・・
民家から犬がワンワンと吠え出したと思ったら
中型犬が2匹、吠えながら、道端のわたしの真後ろにやってきました。
まさかの放し飼いーーー

一瞬足がすくみましたが、刺激しないように早足で遠ざかると、深追いはしてきませんでした。
よかった~
???
スタスタ歩いているのに、股関節が痛くありません。 恐怖でアドレナリンが全開したようです~~
ところが・・・危険が去ると、また痛くなってきて、、、もう一歩も歩けなくなりました。
でも、まだ5キロ以上あります

ふと・・・ベンチに座って休憩後しばらくは痛みが消えたことを思い出し、しゃがんでみたら
すぐに痛みが消えて、、、また歩き出すことができました。よかった~
しゃがんでは歩きを繰り返して・・・
20:40 立江寺到着~♪

今回のルートです。「鶴林寺道」は約3km 標高差500m

歩行距離:26km 歩行時間:休憩を含めて10時間40分 歩数:47600歩 上った段数:76段

ということで、今回も相当しんどかったですが・・・
一に焼山・・・
藤井寺から焼山寺往復二にお鶴・・・立江寺から鶴林寺往復(今回のブログ)
三に太龍・・・
鶴林寺から太龍寺往復阿波の「遍路ころがし」・・・制覇しました

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