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「三嶺~剣山縦走」断念 トラバース

徳島県の「三嶺剣山」縦走に挑戦しました。


4月29日(金)


0:00 自宅を出発し、友人と待ち合わせて車2台で見ノ越へ・・・途中霧で目の前真っ白

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2:00 剣山リフトのある「見ノ越」到着・・・車1台置いて、三嶺登山口のある「名頃駐車場」へ 


3:00 「三嶺登山口」より出発・・・灯りはヘッドライトだけ

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4:50 少し明るくなってきました。月がキレイ

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5:35 夜明け

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気温は氷点下近かったですが、太陽がでると急に暖かくなりました~

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ササ原に出て

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6:35 急なガレ場をやり過ごし

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この日はじめての難所、土砂崩れ跡・・・去年も怖かったのを思い出しましたーーー

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ここからは別世界~~

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7:05 「三嶺避難小屋」で70分の休憩・・・菓子パンで朝食。トイレがあります。

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8:30 「三嶺頂上」到着~♪ 1893メートル制覇

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ここからは、まさかの激下り

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上の写真と、下の写真、どちらも下りた後に上を見上げて撮りました。

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9:40 池を通り越して

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目の前のコブを2つ・・・山頂近くは激登りでした

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10:15 三嶺から2キロ歩いてきました。高ノ瀬へ8キロ 剣山まで15キロ

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尾根道はずっと続いています。

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11:35 白髪山分岐点

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ここまで三嶺から4.5キロ歩いてきました。高の瀬へ5.5キロ 剣山へ12・5キロ

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11:50 「白髪山避難小屋」で60分の休憩・・・おにぎりとお弁当で昼食

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14:10 青空に向かって進むと

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おぉ!!


広々としたササ原が美しい~

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14:20 この辺りは尾根を通らず、トラバース道で得した気分

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風ビュンビュン 下の写真の→はトラバース道を示しています。

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15:05 三嶺から9キロ歩いてきました。高の瀬へ1キロ。剣山へ8キロ

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15:15 オオヤマレンゲ群落地を過ぎて・・・花期は6月下旬~7月上旬

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下の写真、「中央が次郎笈で、左側が剣山かなー??」などと思いながら

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15:40 「高ノ瀬」1740.8メートルへ

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ここからは緩やかな尾根道・・・冷たい風が、疲れて火照った身体のクーリングになりました。

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17:00 三嶺から12.4キロ歩いてきました。剣山へ4.6キロ 奥祖谷かずら橋へ2.4キロ

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17:05 「丸石避難小屋」へ・・・

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ここで夕食を摂り、夜間歩きに備えて防寒やライトの準備をしようと思っていましたが・・・


???


中に入ったら、すでに10人位の人が寝袋を敷いて寝る準備をしていて、部屋は満杯状態。


聞かれるままに、「泊まる装備は持ってない」と言うと・・・


「縦走を続けるのはやめた方がいい。夜は氷点下になるし、今日は突風が吹いているので危険だ。


今からなら奥祖谷の方にトラバースした方がいい」と、口々に説得されました。


そして、友人と相談しようにも、「迷っている時間がもったいない」と急かされ・・・


わたしは相当疲れていましたし、友人は下山時に右膝痛がでて足を引きずっていましたし


昼間すれ違った男性が、「今朝、剣山は風が強く吹き飛ばされそうだった」と言っていたこともあり


よく考えずにアドバイスを受け入れることにして、そのまま出発。


結局、小屋では水1口も飲めていません。


17:20 「奥祖谷かずら橋の分岐点」に戻って、沢を目指して細い道をジグザグに下りて行きます。


標識がなく踏み跡も薄かったため、iPhoneアプリ「Geographica」でルートを確認しながら進み


途中からヘッドライト装着・・・道幅は人一人が通れるぐらい

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やっと沢に着いた~♪と思ったら、そこは丸石谷川の谷底でした


ここから祖谷川にかかる「奥祖谷かずら橋」を目指し、谷沿いを歩いていきます。


最初は遊歩道でしたが、すぐに崖に張り付いたような細い道になり、行き止まりになりました。


???


沢の向こう側に道をみつけて、沢を渡って、また細い道を進んでいくと、また行き止まり・・・


進むべき方向はわかっていたので、友人は迷いなくどんどん進んで行きます。


漆黒の闇の中、ヘッドライトの灯りだけで何度も沢を渡っているうちに


「本当にこの道で合っているのだろうか??」とだんだん不安になってきて


わたしは「Geographica」で確認せずにはいられませんでした・・・


iPhoneは、圏外でもGPS機能が働くので、「Geographica」でルートと現在地を確認できます


このルートは予定になかったので、「Geographica」に拡大地図を入力していなかったため


地図の登山道と現在地が少しズレていましたが、方向は合っていたので安心しました。


人一人が通れるだけの細い道はだんだん高くなり、谷底まで数メートルと離れ・・・


細いロープにつかまりながら、土砂崩れ跡の片足分しかない道を進み


手すりのない橋は、下を見ないようにして渡りました。


「これなら縦走の方が安全で楽だったーーー」と思っても、後悔先に立たず。


何度目かの遊歩道に出たとき、水道管らしきパイプをみつけてホッ。民家は近いはず。


20:20 ついに、奥祖谷かずら橋到着~♪ 

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「女橋」を渡って、振り返った景色です。

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「まさか、かずら橋を渡るとは思わなかったな~」と思いながら


長い遊歩道を上って、国道439号線に出たら、奥祖谷二重かずら橋の受付があり


ベンチと自販機とトイレがあったので嬉しかったです~


少し休憩して、国道を約3キロ、てくてく歩いて


21:30 名頃駐車場に到着~♪ 


車の中で軽食を摂ると眠気が・・・なんとか貞光の「道の駅」まで戻って4時まで車中泊。


その後、自宅に戻って爆睡 朝、夫が車を見たら、運転席の後ろ側のタイヤがパンクしていて


車屋さんに見てもらったら修理不可能とのこと。パンクに全く気づかず運転してました。


最後まで波乱万丈な1日でしたが・・・


2時間半の休憩を除いて16時間、ゆっくりですが歩き続けられることがわかりました


今回のルートです。名頃→三嶺→白髪避難小屋→高ノ瀬→丸石小屋→奥祖谷かずら橋

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丸石小屋から奥祖谷かずら橋は、初めてのルートで、しかも夜間歩きだったので危険でした。

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歩行距離:20キロメートル 上った段数:251段 歩数:43600歩

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追記


後日、三嶺から剣山まで縦走してきました。

名頃から出発して14時に丸石小屋へ。40分休憩して剣山には18時30分到着。

時間と距離は奥祖谷へのトラバースと変わりませんでしたが・・・(名頃までの移動も含む)

縦走の方が登りが多く険しかったので、突風のことも考えたら、「夜間の縦走を避けて

奥祖谷にトラバースしてよかったーーー」とつくづく思いました。

それに昼間でないと、丸石から次郎笈に続く広大な景色は見れませんしね~

丸石小屋で親身にアドバイスをしてくださった皆様、本当にありがとうございましたm(__)m



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